白物家電の出荷額は3ヶ月連続プラス

日本電機工業会(JEMA)は2024年12月度の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
12月度の国内出荷金額は2,555億円、前年同月比105.9%と3ヶ月連続のプラスとなった。

民生用電気機器国内出荷 金額動向 2024年12月

エアコンが依然と好調で出荷額に貢献

製品別の国内出荷金額を見ると、エアコンは596億円(同102.4%)と3ヶ月連続のプラスに。冷蔵庫は358億円(同96.1%)と2ヶ月連続のマイナス、洗濯機は402億円(同109.5%)と2ヶ月連続のプラスとなった。

【2024年12月度の主要製品の国内出荷台数】

●ルームエアコン
61.9万台(前年同月比104.1%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●冷蔵庫
26.6万台(同95.1%)で2ヶ月連続のマイナスとなった。
●洗濯機
39.7万台(同109.4%)で18ヶ月ぶりのプラスとなった。
●掃除機
72.4万台(同97.5%)で5ヶ月連続のマイナスとなった。
●電子レンジ
34.5万台(同102.1%)で3ヶ月ぶりのプラスとなった。
●ジャー炊飯器
50.0万台(同103.1%)で4ヶ月ぶりのプラスとなった。
●IHクッキングヒーター
6.0万台(同111.2%)で6ヶ月連続のプラスになった。
●その他
上記以外で12月度の出荷台数で前年同月比よりプラスになったのは、「換気扇」(117.3%)、「トースター」(102.0%)、「ジャーポット)(101.0%)、「食器洗い洗浄機」(103.5%)、「アイロン」(123.0%)、「シェーバー」(104.6%)、「電機温風機・電気ストーブ」(122.1%)、「加湿器」(129.5%)などだった。

出典元:日本電機工業会