3月の白物家電出荷額は1.5%のマイナス

日本電機工業会(JEMA)は2025年3月度の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
3月度の国内出荷金額は2,430億円、前年同月比98.5%と6ヶ月ぶりのマイナスとなった。

民生用電気機器国内出荷 金額動向 2025年3月

エアコン出荷額6ヶ月ぶりのマイナス

製品別の国内出荷金額を見ると、エアコンは848億円(同99.1%)と6ヶ月ぶりのマイナスになった。冷蔵庫は334億円(同87.0%)と5ヶ月連続のマイナス、洗濯機は399億円(同106.3%)と2ヶ月ぶりのプラスとなった。

【2025年3月度の主要製品の国内出荷台数】

●ルームエアコン
101.3万台(前年同月比96.6%)で6ヶ月ぶりのマイナスとなった。
●冷蔵庫
33.3万台(同95.9%)で5ヶ月連続のマイナスとなった。
●洗濯機
46.1万台(同104.9%)で2ヶ月ぶりのプラスとなった。
●掃除機
47.6万台(同96.1%)で8ヶ月連続のマイナスとなった。
●電子レンジ
32.3万台(同75.3%)で4ヶ月ぶりのマイナスとなった。
●ジャー炊飯器
43.0万台(同86.0%)で2ヶ月ぶりのマイナスとなった。
●IHクッキングヒーター
5.7万台(同106.2%)で2ヶ月ぶりのプラスになった。
●その他
上記以外で3月度の出荷台数で前年同月比よりプラスになったのは、「食器洗い乾燥機」(100.1%)、「電気シェーバー」(104.7%)、「除湿機」(128.6%)などだった。

出典元:日本電機工業会