【商業動態統計】9月は前年比0.2%増で横ばい
「通信家電」と「その他商品」が下支え
経済産業省の「商業動態統計」の2024年9月分が公表された。
2024年9月の家電大型専門店販売額は3,771億円で、前年同月比0.2%の増加と7ヶ月連続のプラスになった。
商品別に見ると、「AV家電」はビジュアル家電が前年同月比4.3%の減少、オーディオ家電が同2.4%の減少となったため、AV家電全体では同3.8%の減少となった。
「情報家電」は、情報家電本体が同11.8%の減少となり、情報家電周辺機器が同1.2%の減少となったため、情報家電全体では同6.9%の減少となった。
「通信家電」は同8.8%の増加と7ヶ月連続のプラスとなり、「カメラ類」は同8.8%の減少と10ヶ月ぶりのマイナスとなった。
「生活家電」は、季節家電が同0.2%の増加、調理家電が同1.5%の増加。家事家電が同0.0%の横ばい、理美容家電が同6.2%の増加となり、生活家電全体では同1.2%の増加になった。
「その他」は、住宅設備家電が同13.8%の増加、その他が同5.4%の増加であり、その他全体は同7.2%の増加となった。調査店舗数は2,665店(前年比1店舗増加)。
9月分の「商品構成比」は以下のとおり ( )は前月
AV家電 | 12.2%(11.3%) |
情報家電 | 17.8%(17.9%) |
通信家電 | 11.2%(8.3%) |
カメラ類 | 2.8%(2.7%) |
生活家電 | 43.7%(47.1%) |
その他 | 12.3%(12.7%) |
【参考情報(速報版より)】
ドラッグストア | 9月の販売額7,288億円(前年同月比3.9%増加) |
ホームセンター | 9月の販売額2,606億円(前年同月比2.3%増加) |
コンビニエンスストア | 9月の販売額1兆682億円(前年同月比0.6%増加) |
百貨店 | 9月の販売額4,641億円(前年同月比1.8%増加) |
スーパー | 9月の販売額1兆2,784億円(前年同月比2.1%増加) |
出典元:経済産業省「商業動態統計」