【商業動態統計】23年4月は3.9%の減少

新年度はマイナスでスタート

経済産業省の「商業動態統計」の2023年4月分が公表された。
2023年3月の家電大型専門店販売額は3,416億円で、前年同月比3.9%の減少と2ヶ月連続のマイナスになった。

経済産業省 商業動態統計 大型家電専門店販売額 2023年4月
映像機器と生活家電が引き続き低迷

商品別に見ると、「AV家電」はビジュアル家電が前年同月比11.4%の減少、オーディオ家電が同0.3%の減少となったため、AV家電全体では同8.6%の減少となった。
「情報家電」は、情報家電本体が同0.4%の減少、情報家電周辺機器が同5.5%の減少となったため、情報家電全体では同2.7%の減少となった。
「通信家電」は同3.5%の減少と2ヶ月連続のマイナスとなり、「カメラ類」は同13.9%の増加となった。
「生活家電」は、季節家電が同18.5%の減少、調理家電が同3.9%の減少、家事家電が同1.2%の減少、理美容家電が同12.4%の増加となったため、生活家電全体では同6.0%の減少となった。
「その他」は、住宅設備家電が同0.4%の減少、その他が同2.8%の増加であり、その他全体は同2.1%の増加となった。調査店舗数は2,671店(前年同月より18店増加)。

4月分の「商品構成比」は以下のとおり。( )は前月

AV家電 11.9%(11.7%)
情報家電 23.7%(25.7%)
通信家電 7.6%(9.8%)
情報家電 3.1%( 2.6%)
生活家電41.5%(39.7%)
その他12.2%(10.4%)
【参考情報(速報版より)】
ドラッグストア4月の販売額6,731億円(前年同月比8.8%増加)
ホームセンター4月の販売額2,997億円(前年同月比0.4%増加)
コンビニエンスストア4月の販売額1兆397億円(前年同月比5.3%増加)
百貨店4月の販売額4,498億円(前年同月比7.6%増加)
スーパー4月の販売額1兆2,597億円(前年同月比4.4%増加)