サプライチェーン回復で白物家電は4ヶ月連続プラス

日本電機工業会(JEMA)は2022年10月度の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。

2022年10月度の国内出荷金額は1,828億円、前年同月比116.2%と4ヶ月連続のプラスとなった。製品別の国内出荷金額を見ると、エアコンは329億円(同109.4%)、洗濯機は344 億円(同128.5 %)と4ヶ月連続のプラスになった。冷蔵庫は320億円(同120.2%)と2ヶ月ぶりのプラスとなった。

2022年10月度 国内民生用電気機器 出荷金額動向

JEMAによると上海ロックダウン解除以降は生産・供給の正常化が進んだことで、民生用機器全体では10月単月の10年平均の1,510億円を上回った。また、洗濯機は10月単月としては過去最高の出荷金額となった。

【2022年10月度の主要製品の国内出荷台数】

●ルームエアコン

35.5万台(前年同月比102.4%)で4ヶ月連続のプラスとなった。

●冷蔵庫

26.3万台(同113.6%)で2ヶ月ぶりのプラスとなった。

●洗濯機

35.0万台(同114.7%)で4ヶ月連続のプラスとなった。

●電子レンジ

30.4万台(同111.7%)で3ヶ月連続のプラスとなった。

●ジャー炊飯器

39.8万台(同112.5%)で2ヶ月ぶりのプラスになった。

●IHクッキングヒーター

6.3万台(同106.8%)で3ヶ月連続のプラスになった。

●電気シェーバー

57,1万台(同105.7%)で3ヶ月連続のプラスとなった。