白物家電の2020年度出荷金額は6.5%増で2年ぶりのプラス

 

日本電機工業会(JEITA)は2021年度3月度および2020年度の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
2021年3月度の国内出荷金額は2,389億円で、前年同月比108.9%と6ヶ月連続のプラスとなった。
製品別の国内出荷金額を見るとエアコンが743億円(同101.1%)、洗濯機は390億円(同125.0%)となり、いずれも6ヶ月連続のプラスに。冷蔵庫は418億円(同99.7%)で6ヶ月ぶりのマイナスとなった。
 
また、2020年度は2兆6,141億円で前年度比106.5%と2年ぶりのプラスとなった。JEMAによると外出自粛による巣ごもり需要の拡大によって調理家電製品が大幅増となったほか、特別定額給付金支給の後押しもあり、エアコン等の大型白物家電も好調に推移。さらに健康清潔意識の高まりから空気清浄機が年度では初めて1,000億円を突破し、過去最高の出荷金額となった。これらの要因によって民生用電気機器全体では、1997年度以降で最も高い出荷金額になったとしている。
 
【2021年3月度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 98.5万台(前年同月比108.8%)で6ヶ月連続のプラスとなった。
●冷蔵庫
 42.0万台(同101.5%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●洗濯機
 53.8万台(同120.9%)で6ヶ月連続のプラスとなった。
●掃除機
 47.0万台(同102.6%)で6ヵ月連続のプラスとなった。
●空気清浄機
 37.0万台(同154.7%)で12ヶ月連続のプラスとなった。
●電子レンジ
 46.1万台(同125.0%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●ジャー炊飯器
 57.2万台(同98.1%)で2ヶ月連続のマイナスとなった。
●IHクッキングヒーター
 7.1万台(同99.9%)で3ヶ月連続のマイナスとなった。
 
【2020年度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 1,009.7万台(前年度比105.5%)で2年ぶりのプラスとなった。新型コロナウイルス感染症の拡大でテレワークなどで在宅時間が長くなる中、家庭での空調機器の需要が高まった。また特別定額給付金支給等も追い風となって、年度ベースでは初めて出荷台数が1,000万台を超えた。
●冷蔵庫
 392.0万台(同101.3%)で2年ぶりのプラスとなった。食材のまとめ買い傾向の高まりや特別定額給付金の後押しもあって、好調に推移した。
●洗濯機
 487.7万台(同105.2%)で2年ぶりのプラスとなった。ドラム式洗濯乾燥機など高価格帯が伸長した。
●掃除機
 488.4万台(同111.8%)で5年ぶりにプラスとなった。在宅時間の増加によって室内環境の清潔意識の高まりから好調に推移し、2ケタアップとなった。
●空気清浄機
 358.6万台(同176.9%)で2年ぶりのプラスとなった。健康清潔意識の高まりから、年度ベースでは初めて300万台を超え、過去最高の出荷台数となった。
●電子レンジ
 358.3万台(同108.0%)で3年ぶりのプラスとなった。オーブンレンジが電子レンジ全体の約6割強を占めている。
●ジャー炊飯器
 557.5万台(同99.4%)で3年ぶりのマイナスとなった。ご飯の食味や食感を追求した高機能製品の市場トレンドが継続している。
●IHクッキングヒーター
 76.0万台(同96.5%)で6年ぶりのマイナスとなった。住宅着工件数の減少の影響を受けているものの、調理機能の向上やリフォーム需要により、底堅く推移している。
2021年3月度 民生用電気機器国内出荷 金額動向
握手している写真

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なおすけ