白物家電の2020年出荷金額は5年連続のプラスに

 

日本電機工業会(JEMA)は、2020年12月度および2020年(暦年)での民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
2020年12月度の国内出荷金額は2,496億円で、前年同月比113.6%と3ヶ月連続のプラスとなった。製品別に国内出荷金額を見ると、エアコンが568億円(同108.1%)、冷蔵庫が340億円(同106.0%)、洗濯機が409億円(同115.5%)となり、いずれも3ヶ月連続のプラスとなった。
 
また2020年(暦年)では、2兆5,363億円で前年比101.0%となり5年連続のプラスとなった。新型コロナウイルス感染拡大の防止のために外出自粛が進み在宅時間が増加したのに伴い、巣ごもり需要によって調理家電製品や健康清潔意識の高まりから空気清浄機が大幅増となった。空気清浄機は、年間で初めて800億円を超え、過去最高の出荷金額となった。また、特別定額給付金による後押しも強くエアコン等の大型白物家電も堅調に推移し、民生用電気機器全体では1997年以降、最も高い出荷金額となった。
 
【2020年12月度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 63.5万台(前年同月比108.6%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●冷蔵庫
 28.6万台(同97.0%)で3ヶ月ぶりのマイナスとなった。
●洗濯機
 48.5万台(同110.9%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●掃除機
 63.0万台(同129.0%)で3ヵ月連続のプラスとなった。
●空気清浄機
 64.7万台(同190.0%)で9ヶ月連続のプラスとなった。
●ジャー炊飯器
 65.4万台(同109.9%)で3ヶ月連続のプラスとなった。
●IHクッキングヒーター
 7.0万台(同101.6%)で6ヶ月ぶりのプラスとなった。
 
【2020年(暦年)の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 986.9万台(前年比100.6%)で5年連続のプラスとなった。4、5月は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う販売店の休業や営業時間の短縮、外出自粛等の影響を受けたものの、在宅時間の増加や特別定額給付金の後押しもあり、1972年以降、過去最高の集荷台数となった。
●冷蔵庫
 472.6万台(同97.7%)で5年ぶりのマイナスとなった。大容量クラスへのシフトは落ち着きを見せている。
●洗濯機
 472.6万台(同97.4%)で5年ぶりのマイナスとなった。全体の約9割強を占める全自動洗濯機は、まとめ洗いや大物洗いへのニーズが高まり、引き続き大容量へシフトしている。
●掃除機
 471.6万台(同107.7%)で7年ぶりのプラスとなった。キャニスタータイプの数量構成比が減少する一方で、「タテ型」の構成比が伸長している。
●空気清浄機
 303.7万台(同143.3%)で2年ぶりにプラスとなった。消費者の清潔意識の高まりから過去最高の出荷台数となった。
●ジャー炊飯器
 561.1万台(同101.1%)で2年連続のプラスとなった。
●IHクッキングヒーター
 76.3万台(同96.4%)で5年ぶりのマイナスとなったが、調理機能の向上やリフォーム需要に支えられ、底堅く推移している。
 
 
2020年12月度 民生用電気機器国内出荷 金額動向
握手している写真

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