2019年度の「白物家電」は5年ぶりのマイナス

 

日本電機工業会(JEMA)は、2020年3月度および2019年度の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
 
2020年3月度の国内出荷金額は2,189億円で前年同月比89.6%と6ヵ月連続のマイナスとなった。
製品別の国内出荷金額を見ると、ルームエアコンは735億円と前年同月比91.2%と6ヵ月連続のマイナスになったほか、冷蔵庫は419億円(同86.5%)と2ヵ月連続のマイナス、洗濯機は312億円(同79.4%)と4ヵ月連続のマイナスとなった。
 
2019年度は2兆4,567億円で前年度比99.5%と5年ぶりのマイナスになった。JEMAによると昨年7月の天候不順の影響で落ち込みがあったものの、梅雨明けからの猛暑や消費税増税に伴う需要増もあり、民生用電気機器全体としては高水準を記録した2018年度に次ぐ水準になったとしている。
 
【2020年3月度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 90.5万台(前年同月比90.6%)で6ヵ月連続のマイナスとなった。
●冷蔵庫
 41.4万台(同88.7%)で2ヵ月連続のマイナスになった。
●洗濯機
 44.5万台(同78.5%)で4ヵ月連続のマイナスとなった。
●掃除機
 45.8万台(同111.0%)で6ヵ月ぶりのプラスとなった。
●電子レンジ
 36.9万台(同87.9%)で2ヵ月ぶりにマイナスとなった。
●ジャー炊飯器
 58.3万台(同102.6%)で3ヵ月連続のプラスとなった。
●IHクッキングヒーター
 7.1万台(同95.0%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。
 
【2019年度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 957.3万台(前年度比97.5%)で5年ぶりのマイナスとなった。昨夏は天候不順の影響があったものの、梅雨明けからの猛暑や消費税増税前の需要増もあり、過去最高を記録した2018年度に次ぐ出荷数量になった。
●冷蔵庫
 387.0万台(同97.9%)で5年ぶりのマイナスとなった。容量別構成比では大容量クラスへのシフトは鈍化している。
●洗濯機
 463.8万台(同99.8%)で4年ぶりのマイナスとなった。全体の約9割強を占める全自動洗濯機は、まとめ洗いや大物洗いへのニーズが強まり、引き続き大容量にシフトしている。
●掃除機
 436.9万台(同91.3%)で4年連続のマイナスになった。スティックタイプはコードレス化、高機能化、軽量化など利便性の向上が進んで、構成比も拡大している。
●電子レンジ
 332.3万台(同97.6%)で2年連続のマイナスとなった。全体の約6割を占めるオーブンレンジは減少したが、少人数・高齢者世帯向けの単機能レンジが増加している。
●ジャー炊飯器
 561.7万台(同103.2%)で2年連続のプラスとなった。ご飯の食味や食感を追求した高機能製品の市場トレンドは継続している。
●IHクッキングヒーター
 78.7万台(同102.1%)で5年連続のプラスとなった。清掃性や調理機能の向上が進み、堅調に推移している。
 
○2019年度の国内出荷台数で前年度比プラスになった製品
・トースター       277万台(前年度比132.7%)
・ホットプレート   160.3万台(同101.6%)
・食器洗い乾燥機     78.8万台(同102.5%)
・ヘアドライヤー    636.3万台(同136.3%)
・電動歯ブラシ     338.7万台(同100.6%)
・電気温風機・電気ストーブ  124.3万台(同105.5%)
・電気カーペット    42.0万台(同111.6%)
・加湿器        76.0万台(同106.9%)
・除湿機        65.9万台(同101.0%)
 
 
 
 
2020年3月度 未専用電気機器国内出荷 金額動向
握手している写真

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