12月は大物白物家電がマイナス傾向も暦年では4年連続のプラスに

 

日本電機工業会(JEMA)は、2019年12月度の民生用電機機器の国内出荷実績ならびに2019年(暦年)の実績を発表した。
12月度の国内出荷金額は2,197億円で前年同月比93.3%と3ヵ月連続のマイナスとなった。
製品別の国内出荷金額を見ると、ルームエアコンは525億円、前年同月比94.8%と3ヵ月連続のマイナス、冷蔵庫は321億円(同85.8%)と4ヵ月ぶりのマイナス、洗濯機は354億円(同97.8%)と18ヵ月ぶりのマイナスとなった。
 
2019年(1~12月・暦年)は2兆5,108億円で、前年比102.7%となり4年連続のプラスとなった。JEMAによると7月は天候不順の影響で落ち込んだものの、10月からの消費税増税の影響で主要製品では高付加価値製品を中心とした増加もあり、1997年以降では最も高い出荷金額になったとしている。
 
【2019年12月度の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 58.5万台(前年同月比93.3%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。
●冷蔵庫
 29.5万台(同95.3%)で4ヵ月ぶりのマイナスになった。
●洗濯機
 43.7万台(同96.5%)で6ヵ月ぶりのマイナスとなった。
●掃除機
 48.8万台(同73.7%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。
●電子レンジ
 40.9万台(同90.9%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。
●ジャー炊飯器
 59.5万台(同88.8%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。
●IHクッキングヒーター
 6.9万台(同97.6%)で2ヵ月連続のマイナスとなった。
 
【2019年(暦年)の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
 981.3万台(前年比101.7%)となり、4年連続のプラスになった。昨夏は天候不順の影響があったものの、梅雨明けからの猛暑や消費税増税前の需要増もあり、データの確認できる1972年以降、過去最高の出荷数量となった。
●冷蔵庫
395.1万台(同100.5%)となり、4年連続のプラスとなった。容量別構成比では、大容量クラスへのシフトは落ち着きをみせている。
●洗濯機
485.4万台(同104.5%)となり、4年連続のプラスとなった。まとめ洗いや大物洗いへのニーズが強まり、引き続き大容量へとシフトしている。
●掃除機
438.0万台(同88.5%)となり、6年連続のマイナスとなった。キャニスタータイプの数量構成比が減少し、初めて5割の構成比を割り込んだ。一方で「たて形」の構成比が伸長している。
●電子レンジ
337.6万台(同98.3%)となり、2年連続のマイナスとなった。少人数・高齢化世帯の増加により「単機能レンジ」は数量ベースで4年連続の2ケタ伸長となった。
●ジャー炊飯器
555.4万台(同101.8%)となり、4年ぶりのプラスとなった。ご飯の食味や食感を追求した高機能製品の市場トレンドは継続している。
●IHクッキングヒーター
79.2万台(同102.2%)となり、4年連続のプラスとなった。新築住宅やリフォーム需要もあり堅調に推移している。
 
 
 
 
2019年12月度 民生用電機機器国内出荷 金額動向
握手している写真

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